後悔しないVisual Studio 2012セットアップ
はじめに
このページはVisual Studio 2012関連ソフトのセットアップとともにまとめます。
準備するもの
以下のものが必要になります。入手先のトップページをリンクしていますので入手してください。
- Windows 7もしくはWindows 8 (Windows Phone SDKを使う場合はPro以上)
- SQL Server 2012 SP1 Express
- Office (有償/任意)
- Visual Stuido 2012
- Windows 8 SDK(無償)
- Windows Phone 8 SDK(無償)
- Windows Azure SDK(無償)
インストールの順番
基本的にこの順番でインストールすればいい…はずです。
SQL Server 2012 SP1
注意SQL Server 2012を使う人のみ関係します。
Visual Studio 2012に付属しているSQL Server 2012はRTM版でLocalDBのみです。SQL Serverのフルセットを使う場合はSQL Server Express SP1を先にインストールしましょう。
Visual Studioの後にSQL Serverを入れると、LocalDBのSP1適用、SQL Server Express SP1の適用という順番を踏む必要があるので先に入れましょう。
Office 2007/2010/2013
Visual Studio 2012 Premium以上を使っている場合、PowerPointにストーリーボードという機能が追加されます。GUIの部品をPowerPointで構成することができる、というものです。なれたPowerPointでGUIを作ることができます。結構便利なので、先にOfficeのインストールをお勧めします。
Visual Studio 2012版
特に注意するところはありません。インストール後、Updateがありますので、入れてください。
Windows 8 SDK
Windowsストアアプリケーションを作る場合追加したほうがいいです。より正確には、Windows ACK(Windowsストアアプリケーション認定キット)はしばしば更新されており、その時の最新版で検証する必要があります。Windows ACKだけでも最新版にしましょう。Windows ACKはWindows SDKのダウンロードページから入手できます。
Windows Phone SDK
Windows Phone SDK 8をインストールします。Windows Phone 8 SDKはHyper-Vが使用可能なWindows 8 Pro/Enterpriseである必要があります。現行のIvyBridgeであればCore i5以上なら間違いなく対応しているはずです。対応しているかどうかはsysinternalsのcoreinfoというツールで調べることができます。Phoneの仮想マシンを作るので、結構ディスクを使います。
Windows Azure SDK
Web Platform Installerで必要なものを足していきます。
Visual Studio 2010と共存する場合
発売日順に!
原則として発売日順に入れてください。注意点としては以下の二つ
- Visual Studio 2010インストール時にSQL Server 2008をインストールしない(今のツールはSQL Server 2012前提になっている)
- 先にVisual Studio 2010をインストールする(先にSQL Server 2012を入れるとVSのインストール先が変更できません)
Expression Blend 4とTFS 2012を使う
WPF 4/Silverlightなどのアプリケーションの都合上、Expression Blend 4を使い、さらにTFS 2012でソースを管理している場合、Visual Studio 2010のTeam Explorerのみインストールしてください。これはBlendがTFS 2010のオブジェクトにしか対応してないためです。
Team Explorer 2010はTFS 2012にもアクセスできるので、Blend4がTeam Explorer 2010を経由して、TFS 2012にアクセスすることができます。